扁平足
足のアーチが崩れ、距骨が下がり足が平らに見える状態の足を、扁平足と一般に呼んでいます。
多くの人は、アーチを形成する筋肉の力が衰え、靱帯や腱が緩んでしまって、アーチを維持する事が出来なくなり扁平足の成ります。この様な状態になると自然に足元が内側に捻れ、それに連れて膝まで内側に捻れてしまうために、膝や腰に痛みが発生しやすい状態に成ります。
また、扁平になると本来足の持っている歩行時時、走行時に衝撃を和らげるクッション作用が働かなくなる為に体に常に衝撃が加わる状態に成る。
扁平足自体痛みを伴うわけでもないので見過ごし勝ちですが、常に地面の震動を受ける為に足以外の部位に様々な影響を及ぼし、膝痛、腰痛を生み出す要因として有名です。また、扁平足から外反母趾に成ってゆく過程も一般によく知られています。
足首の捻れの力が扁平足の状態を悪くし、その力が足の母趾(親指)をねじり外向きに押し出す力を生み出すために外反母趾が進んでゆきます。
左:正常な足の骨の状態 右:扁平足の足の骨の状態
正常な足の場合、図中のhは、15mm - 18mmと言われています。この高さは床から骨までの高さなので外見的には皮下脂肪や筋肉などが有るためにもう少し低く見えます。
これより低くなった状態(h’)の足を一般に扁平足と呼んでいます。
厚生労働白書によると近年、扁平足の子供達が増えてきて、転倒しやすい子、足腰に苦痛を訴える子が増えているそうです。多くは、扁平足から来ているものだと論じられています。
子供達が、外で遊ばなくなった、素足で外を走り廻らなくなった事から足の発達が遅れ、扁平足を増やしていると評価されています。
痛みが感じられないからと言って、扁平足を甘く見てはいけません。
扁平は万病の元です